戦争・平和・難民 & 愛と償いの絵画展
中国人画家が満洲引揚げを描く
大型絵画(タテ3m×ヨコ20m)
一人でも多くの人に
絵と画家の心を見て下さい
国境を越えた愛と平和と人間愛の絵画展
ーLove & Peace & Humanismー
❶ 王希奇教授「一九四六」を語る
❷ 神戸展感想文集
❸ 2022.9.3 人民網(人民日報website)の日本語訳
❹ 浅野先生展示資料
❺ 感動の歴史絵画「一九四六」を語る
❻ 米中協力で実現した日本人難民の帰国
❼ 中国残留日本人孤児の人生が問いかけること
❽ 日中国交正常化50周年:日中経済関係の変遷
❾ 日中国交回復の井戸を掘った人々を回顧し、今後の日中関係を展望する
❿ 8/14(日) BS-TBS 21:00〜23:00
特別番組名:「通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜」
「一九四六」王希奇(魯迅美術学院教授)神戸展について
日 時
2022年8月31日(水)〜9月4日(日)
10:00〜18:00(入場は17:30まで)
※最終日は15:00閉場
場 所
兵庫県立原田の森ギャラリー
本館2階大展示室(神戸市灘区王子公園隣り)
https://hyogo-arts.or.jp/harada/
入場料
大人1000円(前売りも同じ)
大学院生・大学生以下無料
contents
実行委員会代表 安斎育郎ご挨拶
私はこのたび、王希奇先生の絵画の神戸展の実行委員会代表を務めさせて頂きます安斎育郎と申します。どうぞ宜しくお願いします。
私が終身名誉館長を務める立命館大学国際平和ミュージアムは、世界の大学に先駆けて、1992年に総合的な平和博物館を開設しました。立命館大学も戦時には約3000人の学生を戦場に送り、1000人近い学生の命を失っています。戦後、立命館大学は戦時の教学のあり方を深く反省し、「平和と民主主義」を教学理念として採用しました。国際平和ミュージアムは現在はリニューアル休館中ゆえ、お招きすることは叶いませんが、2023年9月にリニューアル開館の折には、機会を見てご訪問を歓迎いたしたく存じます。
国際平和ミュージアムは、太平洋戦争のもとで全土が戦場となった日本が受けた「被害」の側面だけでなく、それに先立つジア・太平洋諸国に対する「加害」の歴史も取り上げております。侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京虐殺記念館)とは協力協定を締結しています。私は2018年~2020年、「平和のための博物館国際ネットワーク」(International Network of Museums for Peace)のGeneral Coordinatorを務め、2020年9月には成功裏に第10回国際平和博物館会議をオンラインで開催しました。同時に開催した「マンガ・パンデミックWeb展」には、中国の漫画愛好家から多数の応募をいただきました。文化は国境を超えるひとつの例でもありました。
王希奇先生の作品が日本各地で展覧され、多くの日本人が(若い人たちも含めて)戦争の悲惨さ、非情さ、非人間性を理解する助けとなることは、何と有難いことでしょう。展覧会の機会を与えて頂いたことを、深く感謝申し上げます。神戸展の実行委員会代表を務めるにあたり、改めて心より御礼申し上げます。
日本では落ち着いているかに見える新型コロナ・ウイルス感染症は、世界的に新たな感染流行の様相を呈しています。皆様十分ご自愛の上、ご健勝にてお過ごし下さい。
安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長)
安斎育郎プロフィールと最近の活動
◎12/18オンエア「京からグリーンコミュニケーション」(最新のラジオ放送)
◎ 「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」
◎『福島プロジェクトとユネスコ・クラブ・ウィーン「地球市民賞」』
開催趣意書
「一九四六」王希奇(魯迅美術学院教授)神戸展開催趣意書
今回、神戸展を企画した主な理由としては、以下の三点になります。
一点目は、中国を代表する国民作家「魯迅」にちなんだ、魯迅美術学院王希奇教授の縦3㍍横20㍍の大作「一九四六」には、戦争被害者や社会的弱者への思いが込められています。この大作の展覧会を日中友好の思いを込め、中国残留日本人関係者や華僑の方々がお住まいの阪神地区で開催したいからです。
二点目は満蒙開拓や旧満州(中国東北部)からの引揚の歴史を忘れてはならない思いと、併せて戦争が齎す被害と加害の実相を、戦争体験者二世として伝えたい思いからです。
三点目は、2022年は日中国交回復50周年の節目の年柄です。1972年9月29日に、故田中角栄首相と中国の故周恩来首相の間で調印されました。神戸展では9月開催に拘りました。日中不再戦・恒久的日中友好を心に刻み、故周恩来首相の「前事不忘 後事之師」(「前事を忘れざるは後事の師」です。意訳すると「過去を忘れず未来に活かそう」となります。)も忘れてはならない思いからです。
以下まとめました。
第二次世界大戦が終った後、旧満洲(中国東北部)にいた日本人約155万人(軍人を除く)は、過酷で悲惨極まりない状況におかれていました。翌年5月頃から漸く日本への帰国が始まり、中国遼寧省葫蘆島港からは、3年間で約105万人が日本に引揚げました。その葫蘆島港引揚の写真集の中に、「遺骨を抱いた男装の少女」を目にした中国人歴史画家・王希奇先生(2022年3月現在61歳)は、自らの心の葛藤を乗り越え「戦争ではいつの時代も弱者が苦しむ。彼らも戦争の被害者だ。」という強い思いのもとに、油絵と墨絵の融合による独特の技法で、米国の引揚船に乗込もうとする憔悴しきった数百人の難民の姿を描き出しました。作品は縦3㍍横20㍍に及ぶ大作で、歩きながら鑑賞すると、まるで難民の一人になった気持ちになります。
日本国内での絵画展は、2017年の東京美術倶楽部、2018年の舞鶴引揚記念館、2019年の宮城県美術館、2021年の高知市文化プラザと、過去四回開催されました。今回の神戸展は5回目の開催となります。
さて、終戦直後の満州国の日本人たちは、徒歩や極めて少ない貨車などで逃避行を続けました。途中旧ソ連軍や現地住民の襲撃を受け、多くの死傷者が出ました。また、集団自決などの悲劇も生まれました。辿り着いた日本人収容所では、零下30度を超える真冬を越すことになり、餓死、凍死、病死など多くの災難に見舞われました。こうした中で親の死や離別によって、「中国残留孤児」や「中国残留婦人」と呼ばれる人が生まれました。
中国残留日本人問題研究の第一人者であり、中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会代表世話人でもある神戸大学名誉教授の浅野慎一先生には、当HPへの資料提供を頂くとともに、満蒙開拓と中国残留日本人の全体像が分かるパネル展示について助言を頂きました。絵画展に併せて、神戸市灘中学高校での出前授業など、様々な取組みも予定しています。
2022年は満州事変勃発91周年、日本引き揚げ開始76周年、そして何よりも「日中国交回復50周年」の記念すべき年柄です。中国残留日本人関係者や華僑の方々が在住しておられる阪神地区で、また中国革命の先駆者・孫文が亡命した神戸で、王希奇先生の作品展を開催することは大きな意義があると考えています。
どうか趣旨をご理解賜ります様、心よりお願い申し上げます。
以上
ご寄付のお願いとCF(終了)
「Love & Peace & Humanism」をスローガンに、日中国交回復50周年記念としての絵画展を、中国とも馴染みの深い神戸で開催します。
今までの事例を勘案すると、一開催の概算で300万円近い費用がかかります。
①絵画運送と据付けで約150万円
②王先生招聘と外部講演会費用約30万円
③ポスター等印刷と広告掲載等約30万円
④会場使用料約50万円
⑤郵送費や雑費約30万円
また学生以下の入館料は無料にしたいと考えています。
神戸展を成功させるには、皆さまのご支援をお願いいたします。皆さまからいただいたご寄付につきましては、趣旨を踏まえ大切に活用させていただきます。
改めて、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。なお、当実行委員会へのご寄付は、税制上の優遇措置の対象となりませんのでご留意下さい。
①名義:「一九四六」神戸展実行委員会
②口座番号:池田泉州銀行 逆瀬川支店 普通148583
リターン賞品はお値打ち品満載!!
「神戸展特別サポーター」のご協力により、魅力的なリターン賞品をご用意しました。
人気絵本作家 長谷川義史様と中川ひろたか様連名のサイン付き絵本、加藤登紀子様のサイン付き新曲CD、安斎育郎博士のサイン付き新著、しりあがり寿様・安斎肇様の 「とことん平和にこだわった オリジナルTシャツ&手ぬぐい」です。どうぞご覧下さい。
https://camp-fire.jp/projects/view/540975
王希奇教授プロフィール
画家。中国錦州市に生まれ。
魯迅美術学院油絵学部に勤める。中国美術家協会会員。
東洋的墨絵の要素を西洋油絵に自然に融合させた画風で評価される。特に歴史をテーマとする創作を得意とし、その独特な画風とオリジナルな視点で国内外の注目を浴び、既存の流派に属さない独立した芸術家と評される。なかでも、国家金メダルを獲得した《三国志・赤壁の戦い》(合作)、中国国家重大歴史題材美術創作プロジェクト入選作品《長征》、《遼瀋戦役 攻克錦州》(合作)および《官渡の戦》などの大型絵画が代表作である。油絵のほか、墨絵の《回声》、《高原人》、《聴雷》などの作品も全国美術作品展に入選。数多くの作品が中国美術館、中国国家歴史博物館、中国国家軍事博物館などに収蔵されている。
近年では、2012年から2017年にかけて、葫蘆島港より105万人余の残留日本人の大送還をテーマとした大作《一九四六》(縦3m×横20m)をはじめ、関連するシリーズ作品計50点を制作した。
王希奇「1946」制作・展覧会ビデオ https://youtu.be/YGZ_9YZ2M3Q
※中国人画家王希奇の「一九四六」創作過程にみえる苦悩、相克、そして私たちへの願い
~ 中国、(中国、日本以外の海外)における評論紹介文 ~
1) 中国の紹介文(王希奇:用畫筆抒寫人類歷史記憶)(抜粋 吉尾寛試訳(未定稿))
2) 米国の評論文:布萊恩 馬克法蘭「大遣送」(吉尾寛試訳(未定稿))
特別協力・後援・特別サポーター
神戸展ビラ・パンフ・浅野先生展示資料
開会式・ご祝辞・報道・プレスリリース
① 魯迅美術学院教授 王希奇様
「一九四六」神戸展に寄せて
私は、中華人民共和国遼寧省魯迅美術学院の王希奇(ワンシーチィー)と申します。「一九四六」神戸展が開催されます事を、心より御礼申し上げます。また神戸展を企画・開催された、安齊育郎博士を初めとする神戸展実行委員会の皆様や、関係者の皆様のご尽力に深く敬意を表します。
さて、本年(2022年)は中日国交正常化50周年の節目の年です。この記念すべき年柄に、「一九四六」神戸展が開催されます事を光栄に存じます。
私は11年前に偶然にも、「遺骨を抱いた男装の少女」の写真に惹かれ、「一九四六」を構想し創作し始めました。あの戦争で、加害者と被害者という異なる二つの境遇を、一身に強いられた日本人について考えました。敗戦直後の引揚の歴史的事実を、縦3m横20mの絵画「一九四六」シリーズで描きました。戦争の悲惨さと平和の大切さ、命の尊さを伝えようと思ったからです。そして遂に5年間半の歳月を掛け、2015年に完成させる事ができました。
2017年9月28日より、東京美術倶楽部で初回の展覧会を開催し、その後舞鶴展・宮城展・高知展に続き、今回の神戸展を迎える事ができました。これもひとえに多くの有識者、友人の皆様のご支援とご尽力の賜物です。
「一九四六」は歩きながら鑑賞してみて下さい。歴史の重みを追体験して頂きたいと思います。絵の前に足を止め、人間性の輝きと平和の尊さ、更には芸術の力を感じ取って頂きましたら、画家として何よりの喜びです。
また、「一九四六」神戸展では映画監督の山田洋次様を初めとして、100名を超える「特別サポーター」の皆様のご賛同を賜りました。感謝の気持ちで一杯です。
草の根の民間交流を通して、私の作品が中日不再戦・恒久的中日友好や国際平和へと繋がり、更には芸術の持つ力の大きさを、ご来館の皆様にお伝えする事ができれば幸甚に存じます。
2022年8月
魯迅美術学院教授 王 希奇(ワンシーチィー)
②神戸展実行委員会 安斎育郎代表
<主催者ご挨拶>
私はこのたび、王希奇先生の絵画の神戸展の実行委員会代表を務めさせて頂きます安斎育郎と申します。どうぞ宜しくお願いします。
私が終身名誉館長を務める立命館大学国際平和ミュージアムは、世界の大学に先駆けて、1992年に総合的な平和博物館を開設しました。立命館大学も戦時には約3000人の学生を戦場に送り、1000人近い学生の命を失っています。戦後、立命館大学は戦時の教学のあり方を深く反省し、「平和と民主主義」を教学理念として採用しました。国際平和ミュージアムは現在はリニューアル休館中で、お招きすることは叶いませんが、2023年9月にリニューアル開館の折には、機会を見てご訪問を歓迎いたしたく存じます。
国際平和ミュージアムは、太平洋戦争のもとで全土が戦場となった日本が受けた「被害」の側面だけでなく、それに先立つアジア・太平洋諸国に対する「加害」の歴史も取り上げております。侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京虐殺記念館)とは協力協定を締結しています。私は2018年~2020年、「平和のための博物館国際ネットワーク」(International Network of Museums for Peace)のGeneral Coordinatorを務め、2020年9月には成功裏に、第10回国際平和博物館会議をオンラインで開催しました。同時に開催した「マンガ・パンデミックWeb展」には、中国の漫画愛好家から多数の応募をいただきました。文化は国境を超えるひとつの例でもありました。
王希奇(ワンシーチー)先生の作品が日本各地で展覧され、多くの日本人が(若い人たちも含めて)戦争の悲惨さ、非情さ、非人間性を理解する助けとなることは、何と有難いことでしょう。展覧会の機会を与えて頂いたことを、深く感謝申し上げます。神戸展実行委員会代表として心より御礼申し上げます。
新型コロナ・ウイルス感染症は、世界的に新たな感染流行の様相を呈しています。皆様十分ご自愛の上、ご健勝にてお過ごし下さい。
安斎育郎(立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム 終身名誉館長)
③中国駐大阪総領事 薛剣様
本年(2022年)は中日国交正常化50周年という節目の年です。1972年9月29日に、田中角栄首相と周恩来総理の間で『中日共同声明』が調印されることによって、中日間の不正常な状態が終結し、両国関係の新たな一ページが開かれました。中日不再戦・恒久的友好を心に刻み、周恩来総理が引用した司馬遷の故事「前事不忘 後事之師」(過去を忘れず未来の戒めとする)も忘れてはなりません。
この記念すべき年に、大勢の華僑が在住し、中国革命の先駆者孫文先生が愛した神戸で、76年前日本敗戦直後の中国残留日本人引き揚げの歴史的な出来事を描く大作「一九四六」を初めとする、魯迅美術学院王希奇教授の作品展が開催される事は非常に有意義なことだ思います。
また、神戸展では映画監督の山田洋次様を初めとして、100名を超える日本人や中国人の「特別サポーター」の方々からのご賛同を頂いたと伺い、敬意を表します。
戦争に勝者なし。平和友好こそが最大の安全保障です。王希奇教授の作品展を通して、不幸の歴史から学んだ教訓を今一度かみしめ、草の根の中日友好をより一層推進する決意を新たにすることを期待しています。
本日はご来館頂きまして、本当に有難うございました。
2022年8月
中華人民共和国駐大阪総領事 薛剣
④兵庫県知事 斎藤元彦様
⑤神戸市長 久元喜造様
⑥参議院議員 辻元清美様
⑦遼寧省中日友好協会会長 陳鉄城様
王希奇教授「一九四六」神戸展に寄せて
尊敬する神戸展実行委員会代表安斎育郎先生並びに各位の皆様:
遼寧省中日友好協会の陳鉄城でございます。書面の形で皆様と交流をし、先ずは、皆様のご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年の4月、王希奇、王秋菊両教授と再会した際に、8月31日から9月4まで“一九四六”神戸展が行われることを承知し、是非、会場まで参り、日本の友人の方々とお会いしたいと思っていたが、新型コロナの影響を受けている今は、ただ、遥か海の向こうから、展示のご成功を祈るしかありません。
日本軍国主義による対中国の侵略戦争は、中国人民を14年間にもわたった極めて苦難などん底に陥れ、巨大な犠牲を蒙らせたばかりでなく、日本の国民にも大きな災難をもたらしました。
1946年から1948年までの2年間余りの間に、中国の東北に取り残された105万人余り日本人が、遼寧省の葫芦岛港に辿りつき、故郷へ帰る乗船の地と共に、再生を求める希望の地として、全ての帰国者の心に銘記されたに違いないし、戦後の善後策史の一頁として書き記されました。
王希奇教授の百万日僑民の引き上げを描いた歴史巨作「一九四六」とその関連作品は、76年前の引き上げの場面を再現し、数年間にわたって精力を尽くした重要な歴史的題材となっています。民衆を苦しめた戦災をまのあたりにして、私は平和の貴さを感じさせられ、きっと、生命を大切にする人道主義、“仁”と“義”に満ちた歴史的過程を来場者の方々に実感させるでしょう。作品自身が戦争に反対し、平和を愛する人々を連携させる巨作、“前事不忘、後事之師”の不可欠な芸術文献になるでしょう。
今まで、王希奇教授の「一九四六」は東京、舞鶴、仙台、高知で4回展示されましたが、第五回に当たる神戸展は、中日国交正常化50周年の記念事業の一環として行われることで、謹んで遼寧省中日友好協会を代表して、安斎育郎先生を始め、実行委員会の方々に敬意を表します。
ご承知だと思いますが、2006年に遼寧省の葫芦岛市で「百万日僑引き上げ60周年記念活動」が行われた際に、数多くの貴重な資料が編集・出版され、重要な歴史遺跡が修復されたと同時に、展示施設も設けられました。よって、歴史をそのままに後世の人々に語り続けられるために、「歴史を鑑みとする」中日民間の友好交流のために基盤が整備されたと思います。ここで王希奇教授のご貢献に感謝を申し上げます。
お結びに、安斎育郎先生を始め、各位の実行委員、ご来場の日本の友人の方々のご健勝とご活躍お祈り致します。
2022年8月31日
遼寧省中日友好協会
会長:陳 鉄城
⑧東北大学芸術学院長教授 張燕楠様
祝 辞
尊敬する神戸展実行委員会の皆様:
本日、王希奇「一九四六」神戸展が開催されますことを心よりお慶び申し上げます。
神戸展を企画して開催された安齊先生をはじめとする神戸展実行委員会の皆様のご尽力に敬意を表します。
今年は中日国交正常化50周年の記念すべき節目の年柄であります。王希奇教授は一人画家として「一九四六」で持って、芸術の力を活かし、日中不再戦、真の中日友好及び世界平和のために頑張っていることに深く感銘を覚え、感心しております。
僕は王希奇教授の作品とその作風にとても興味があり、光栄にもそれに関する評論も書いています。そして2017年の東京展にも参りました。王希奇教授は文献型画家、歴史画家として国内外によく知られ、高く評価されています。
「国の交わりは民衆の相親しむにあり、民衆が相親しめば心の相通ずるにある」が言われたように、王希奇「一九四六」神戸展の開催を通して更に中日間の草の根の友好交流を深められるに違いないと考えております。
王希奇「一九四六」神戸展のご成功を祈念いたします。
中国 東北大学芸術学院 学院長
張 燕楠 教授
⑨映画監督・特別サポーター 山田洋次様
「一九四六」神戸展が盛大に開催されます事を心よりお慶び申し上げます。
満州で少年時代を過ごした僕は、中国人の王希奇(ワンシーチィー)教授が、縦3㍍横20㍍の大作を描かれた事に感動しています。
神戸展のご成功と、日中交流の益々の進展をお祈り致します。
⑩歌手・特別サポーター 加藤登紀子様
私は中国ハルピンに生まれ、葫蘆島から引揚げました。幼い日本人の難民として、「一九四六」に私も描かれている様に思えてなりません。この大作には、王希奇先生の人間愛と、戦争を許してはならない覚悟が詰まっています。
私はこの大作に刺激され、新曲「果てなき大地の上に」を制作しました。神戸展の会場で、流して頂くと伺い嬉しく思います。神戸展のご成功と日中友好の進展を心よりお祈り致します。」
⑪元イラン大使・特別サポーター 孫崎享先生
私は1943年鞍山で生まれ、葫蘆島から引き揚げ、絵に描かれる一群にいたでしょう。
この絵や写真を見る時、人々が如何に悲惨な状況で帰国したか分かります。改めて戦争に向かう流れは止めなければならないと思います。
9/3(土)大阪総領事館HP・人民網(人民日報website)
>大阪総領事館HP
>人民網
※人民網の日本語訳(神戸展実行委員会で翻訳)
❶7/13(水)毎日新聞朝刊
❷8/12(金)毎日新聞夕刊
❸8/14(日) BS-TBS 21:00〜23:00
特別番組名:「通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜」
これはBS-TBSの番宣です。
❹8/19(金)毎日新聞朝刊
❺8/25(木)朝日新聞朝刊
❻8/29(月)日本経済新聞朝刊(文化面)
❼8/30(火)毎日新聞朝刊
❽8/31(金)朝日放送ニュースおかえり
❾8/31(水)朝日新聞夕刊
❿9/1(木) 毎日新聞朝刊
⓫9/1(木) 毎日新聞夕刊
⓬9/2(金) 神戸新聞朝刊
⓭9/5(月)毎日新聞夕刊
⓮9/6(火) 読売新聞朝刊
(その他)
❶山河(一般社団法人満蒙開拓平和記念館ピースサポーターニュース)2022年夏号第55号(7/8発行) 及びHP
❷ 神戸市教育委員会制作保護者・学校園連絡ツール「すぐーる(発信期間7/15〜7/31)」
❸池田泉州銀行情報誌 TOYRO CULTURE176号
❹信徒の友8月号
❺神戸C情報
❻公益財団法人兵庫県文化芸術協会文化情報誌「すずかけ8月号」
❼兵庫県立原田の森ギャラリー展覧会情報
❽5/15(日)日中友好新聞兵庫県連版
❾8/15(月)日中友好新聞(本部)
❿8/15(月)日中友好新聞兵庫県連版
⓫9/2(金)しんぶん赤旗
⓬10/1(土)日本中国友好新聞(本部)
⓭全国コミュニティFM放送「おはようサンデー 浜菜みやこの『環境・健康・平和は一つ』コーナー」(ダイジェスト版)
- 2022年8月14日(日) https://youtu.be/9aq6Z7atFJ4(35分)
- 8月21日(日) https://youtu.be/h3cJqCzu6IM(18分)
- 8月28日(日) https://youtu.be/dAqz9aA_JoM(22分)
- 9月4日(日) https://youtu.be/ICd8ImB4sII(15分)
⓮方正友好交流の会会報「星火方正」
⓯移情閣(孫文記念館)友の会会報
プレスリリース
感動の歴史絵画「一九四六」を語る
感想文集
神戸展の動画と写真
王希奇funclub JAPAN
Facebookページ
アクセス
米中協力で実現した日本人難民の帰国
満蒙開拓と残留日本人・中国帰国者
日中経済関係の変遷と最近の経済状況
出典:JCECOMICJOUNAL2021.9
出典:外務省ホームページ
出典:キャノングローバル研究所ホームページ
これまでとこれからの絵画展
これまでの絵画展
これからの絵画展
東京展
https://www.jcfa-net.gr.jp/tokyo/news/満州引き揚げを描く迫真の大作-王希奇-「一九四六/
日時:2023年1月12日~15日
場所:北トピア(東京都北区 JR王子駅前)
主催:日中友好協会東京都連合会
長野展(予定)
日時:2023年3月21日~26日
場所&主催:満蒙開拓平和記念館(長野県那智村)
新型コロナウイルス感染症への対策
当絵画展では、新型コロナウイルス感染症対策のため、下記のような感染予防措置を講じています。ご来場の皆様のご理解とご協力をお願い致します。
[ご来場の皆様へのお願い]
次の症状等のある方は入館をご遠慮下さい。
* 37.5℃以上の発熱がある場合
* 咳や咽頭通などの症状がある場合
・ご来場される方はマスクの着用をお願いします。
・体温測定をお願いします。
・手指消毒の徹底、うがいの励行をお願いします。
・他のお客様との距離を最低1m(できるだけ2mを目安に)あけてご鑑賞ください。
・展示室内での会話はお控えください。
・作品や展示ケース、壁などに触れないでください。
[当絵画展の取り組み]
・スタッフのマスク着用
・体温計・消毒液の設置
・受付に飛沫ガードの設置
・館内の消毒・清掃の強化
・抗菌・抗ウイルス剤塗布
リンク
王希奇「一九四六」神戸展
実行委員会事務局
TEL : 09037146228
E-MAIL : smiyahara0405@gmail.com
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